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雇用保険法とハローワーク

雇用保険は、雇用保険法という法律を、主にハローワークと呼ばれる公共職業安定所で国が執行する保険活動です。
雇用保険法には、大きく二つの役割があります。
一つは失業等に対する給付です。
具体的には求職者に対する給付、就職を促進するための給付、就職するための教育のための給付、就職した人がその雇用を継続したことによる給付に分類されます。
失業したとき再就職までの期間の生活費を補助、就職に有利になるようなスキルを身につけるための教育訓練の補助、就職したことを安定させる給付、さらには休職や高齢者が就職したときの給付などがあります。
失業給付は、いわゆる失業給付と言われるもので雇用保険の最も基本になるものです。
給付は離職の形態や前職の期間などによって異なりますが、ハローワークで求職活動をすることを前提に支払われます。
もう一つは、雇用保険二事業と呼ばれるもので、具体的には雇用安定事業と能力開発事業があります。
雇用保険に加入している人が通信講座などを利用したとき費用の一部補助がある場合がありますが、この補助が能力開発事業によるものです。

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